トリートメントの成分でカチオン界面活性剤という 「シャンプーよりも気にして欲しい成分」 があります。
シャンプーの洗浄力を気にする方は多いと思うのですが、トリートメントの成分について気にしている方って少ないと思うのです。
と思って選んでいませんか?
私は今回紹介するトリートメントの成分「カチオン界面活性剤」が原因で、頭皮だけでなく、手や体、お顔まで肌荒れを起こします。
元アトピーの私は、「カチオン界面活性剤」というトリートメントに入っている成分が原因で「カポジ水痘様」という顔中にヘルペスのような物ができる皮膚病を発症したり、手が汗疱(かんぽう)や掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)になり、ずっと治らずに病院へ通い続けていました。
現在、
- 原因が分からないけれど、ずっと手あれを起こしている
- シャンプーの洗浄力を下げているのに頭皮が荒れる
- 足の裏に水ぶくれのような痒いものがあり治らない(水虫ではなく)
- 背中のニキビが治らない
- シャンプーなどをした後に頭皮や手や体、お顔が痒くなる
こんな症状がある方は、一度、トリートメントの成分を見直してください。
トリートメントのカチオン界面活性剤で敏感肌で元アトピーの私はこんな症状が起きます
カチオン界面活性剤が配合されたトリートメントを使うと敏感肌で元アトピーの私の肌はどんな症状が起きるのか?
シャンプーやトリートメントをした後に同じような症状が起きる方は注意してください。
カチオン界面活性剤が入ったトリートメントを使うと痒くなります!
カチオン界面活性剤が入ったトリートメントを使うと、お風呂の中で掻きむしるほどに痒くなります。
まず、トリートメントを使った手が痒くなり、トリートメントが当たった頭皮やお顔、首や肩までが痒くなります。
お風呂で血行が良くなる事と合わせて、痒さも倍増です。
ずっとシャンプーが原因で痒くなっていると思いシャンプーばかり変えていました。
しかし、原因はシャンプーではなく、トリートメントに入っている成分「カチオン界面活性剤」だったのです。
本当につらかったです…
カチオン界面活性剤が原因で、手や足が汗疱(かんぽう)や掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)になります
カチオン界面活性剤が入ったトリートメントを使い続けた結果、手が汗疱(かんぽう)や掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)になりました。
そして、お顔にはカポジ水痘様という、水疱が顔中にできるヘルペスの一種の皮膚病も何度も経験しました。
皮膚科に行っても、原因がトリートメントのカチオン界面活性剤だとは判明しません。
皮膚科で話しても「???」という反応をされるだけです。
顔面崩壊状態で2週間自宅療養必須のツライ病気です!
いつからカチオン界面活性がお肌に合わなくなったのか?
いつからカチオン界面活性がお肌に合わなくなったのか考えてみたのですが、おそらく、生まれつき合わない成分だったのだと思います。
私は、小学生の頃からずっと手荒れに悩んでいました。
しかし、当時はまだ「アトピー」としか診断されず、ステロイドしか処方してもらえませんでした。
塗るステロイドや飲むステロイドを繰り返し、手荒れを繰り返しながら大人になりました。
トリートメントのカチオン界面活性が肌荒れの原因だと発見したのは30代です
30代になりやっと 「トリートメントを使った後に手や頭皮・体が痒くなる」 という事を自分で発見しました。
今まで使ってきたシャンプーやトリートメントの成分をエクセルでまとめ、「肌荒れする成分はどれなのか?」を探し出しました。
シャンプーを数日止めてみたり、トリートメントを数日使わない日を作りました。
薬局で買えるシャンプーやトリートメント、美容室専売のシャンプーやトリートメント、本当にたくさんのシャンプーとトリートメントを使いました。
そして、トリートメントを使わない日だけ、痒さがまったく無い事が判明!
使って痒くなるトリートメントの成分を調べて見たところ、「カチオン界面活性」が原因だと判明しました。
トリートメントのカチオン界面活性剤の役割や性質はどんなものなのかお伝えします
トリートメントに入っているカチオン界面活性剤で荒れた、カチオン界面活性剤で痒くなったと言っていますが、カチオン界面活性剤にどんな役割や性質があるのかをお伝えしますね!
カチオン界面活性剤は、2番目に書いているのですが、トリートメントに使われる要素としては
の役割で含まれている事が多いです。
ほとんどのトリートメントが、静電気防止成分として、カチオン界面活性剤を配合しています。
静電気防止成分のカチオン界面活性剤がなぜお肌に刺激になるのか?
カチオン界面活性剤は、カチオン界面活性自体が毒性の高いものになります。
カチオン界面活性剤自体が毒性が強いのだから、敏感肌にとって刺激になるのは仕方がない。
さらに、トリートメントに配合されているカチオン界面活性剤は、水で流れず髪に付着したままになるようです。
カチオン界面活性剤は、水で流れずに髪に付着したままになるので、髪を乾かした後に髪がお顔などに触れるとそれだけで刺激になる事もあります。
トリートメントのカチオン界面活性は髪をサラサラにしてくれます。
トリートメントに配合されているカチオン界面活性は、流れにくい性質のおかげで、髪の質感は良い状態をキープできます。
サラサラの髪がキープできるのは嬉しいのですが、カチオン界面活性剤は髪に付着したままなので、髪をおろしていると背中や首ににブツブツができたり、前髪があるとおでこにブツブツができたりしやすくなります。
また、私はお肌が弱く敏感肌なので、お肌についたままのカチオン界面活性剤がお肌の刺激となり、手荒れや肌荒れに繋がってしまいました。
カチオン界面活性剤の毒性については、かずのすけさんのブログで詳しく説明されています。
良ければ参考にしてみて下さい。
カチオン界面活性剤の種類とトリートメントに書かれいてる成分名を解説します
- 一番強いカチオン界面活性剤「四級カチオン界面活性剤」
- 四級カチオン界面活性剤より少し刺激が少ないの「三級カチオン界面活性剤」
- 更に刺激が少ない「アミノ酸系両面界面活性剤」
カチオン界面活性剤には、2種類あります。
アミノ酸系両面活性剤は、カチオン界面活性剤ではありませんが、働きはカチオン界面活性剤と同じです。
敏感肌用のトリートメントやノンカチオンと書かれているトリートメントに「アミノ酸系両面活性剤」が配合されている場合が多いです。
カチオン界面活性の成分名をお伝えします!
トリートメントに書いてある「成分表記」に記載されているカチオン界面活性の名前をお伝えします。
長い名前ですので、スクリーンショットを撮るなどして、トリートメントを選ぶ際にお役立てください。
四級カチオン界面活性剤
- ステアリルトリモニウムクロリド
- ベヘントリモニウムクロリド
- セトリモニウムブロミド
- ステアリルトリモニウムブロミド
- ベヘントリモニウムメトサルフェート
三級カチオン界面活性剤
- ステアラミドプロピルジメチルアミン
- べへナミドプロピルジメチルアミン
- ジメチルステアラミン
アミノ酸系両性界面活性剤
- アルキル(C12,C14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCL
今回書いた以外の物もあるかもしれませんが、ほとんどのトリートメントはどれかが配合されている場合が多いです。
ドラッグストアで販売されているトリートメントやサロン専売トリートメントは、ほとんどが四級カチオン界面活性剤です。
口コミで「サラサラになる」と人気の商品も、ほとんどが四級カチオン界面活性です。
カチオン界面活性剤の簡単な見分け方(覚え方)
四級カチオン界面活性剤
●●●クロリド
と付くものがだいたい四級カチオン界面活性剤です!
とにかく「クロリド」が付いてるのはダメ!と思っています。
三級カチオン界面活性剤
●●●アミン
と付くものがだいたい三級カチオン界面活性剤です!
こちらも同じです。「アミン」はダメって覚えています(笑)
アミノ酸系両性界面活性剤
アルキル(C12,C14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCL
おそらく、トリートメントに使われているアミノ酸系両面活性剤は、ほとんどがこの成分だと思います。
ほとんどのトリートメントにカチオン界面活性剤は入っています
カチオン界面活性剤が入っていないトリートメントを覚える方が早い
カチオン界面活性剤が入っていないノンカチオントリートメントは少ない!
市販のトリートメント、美容室専売のトリートメント、クリーム系のシャンプー、みなさんが知っているトリートメントのほぼ全てにカチオン界面活性剤は配合されています。
ドラッグストアで販売されているトリートメントでカチオン界面活性剤が入っていないのは、石鹸シャンプーと石鹸シャンプーの後に合わせて使うリンスだけだと思います。
カチオン界面活性剤が入っていないノンカチオントリートメントを紹介します
最後に私が見つけたカチオン界面活性が入っていない、ノンカチオントリートメントの紹介をします。
紹介するシャンプー・トリートメントは、ノンシリコン・ノンカチオン・ノンアルコールです!
この3つが入っていないシャンプーとトリートメントは、かなり珍しいです!
敏感肌にとても優しい処方になっています!
アンナトゥモール ナチュラルコンディショナー
アンナトゥモールのコンディショナーは、石鹸シャンプーの後にも使えるトリートメントです!
ずっとリピートしています!
私は石鹼シャンプーではなく、通常のシャンプーの後に使っています!
アンナトゥモールのコンディショナーは、市販のトリートメントのようにサラサラにはなりません。
ただ、何も使わないよりは、扱いやすい髪にはなりますよ♪
そして、頭皮もお肌もどこも痒くならないのが一番のポイントです!
クレコス ヘアパック
クレコスのヘアパックも、石鹸シャンプーの後に使っている方が多いトリートメントです!
オイルとエキスと精油のトリートメントです。
クレコスのヘアパックも、ノンシリコン・ノンカチオン・ノンエタノールです。
500mlで4,400円ですので、紹介した中では一番コスパが良いトリートメントになります。
シズージュ スキンレメディ シールドシャインマスク
シズージュのトリートメントは、頭皮にも使えるトリートメントです!
もちろんノンシリコン・ノンカチオン・ノンエタノールです。
石油由来の成分 、界面活性剤などの添加物、農薬を使用した植物、抽出溶媒の薬物使用、動物による実験が全て0%!
キャリーオーバー成分も水だけというナチュラル思考の方に愛されているトリートメントです。
他はノンカチオンと書いていてもアミノ酸系両面活性剤が入っているものが多いです!
お肌が弱い方くて 「何を使っても痒くなる!」 という方はぜひ一度使ってみて下さい!
三級カチオン界面活性剤のトリートメントを紹介します
カチオン界面活性剤が入っていないトリートメントが間違いなく一番お肌には優しいです。
ただ、髪の毛はサラサラにはなりません。
そこまでお肌は弱くないから、できるだけ髪はサラサラにしたい!
という方は、三級カチオン界面活性剤のトリートメントを一度お試しいただければと思います。
(これがダメならノンカチオンにして下さい!)
mogans(モーガンズ)スムース&ガーデン コンディショナー
@コスメのランキングで1位になった事もあるモーガンズのトリートメントです!
トリートメントは、第三カチオンのジメチルステアラミンが入っています。
モーガンズのトリートメントですが、かなりお肌には低刺激ではありますが、髪は市販のトリートメントのようにサラサラにはなりません。
やはりノンシリコンですので、そこは仕方がないところ…
モーガンズの公式ページには、成分やエキスについての説明が詳しく書いていますので、良ければ参考にしてみてください♪
ハーブガーデン コンディショナー
ハーブガーデンのシャンプーとトリートメントは、ノンシリコン・ノンアルコールです。
トリートメントは、第三カチオンのステアラミドプロピルジメチルアミンが入っています。
良い香りで、髪はサラサラ、そこそこお肌に優しいトリートメントを選ぶならオススメです!
楽天やアマゾンではセットで7,000円に対し、公式は4,000円です。
トリートメント単体でも楽天は3,500円ですが、公式は2,000円です。
/公式なら返品保障もあり!\
セラブライト トリートメント
化粧品成分解説で有名なかずのすけさんのブランド セラブライトのトリートメントです。
トリートメントは、第三カチオンのステアラミドプロピルジメチルアミンが入っています。
セラブライトトリートメントには、エキスや精油が入っていません。
エキスや精油にアレルギーがある方はセラブライトのトリートメントがオススメです!
\公式サイトのみの取り扱いです!/
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