私は元アトピーで敏感肌です。
敏感肌と良く聞きますが、敏感肌とはどんなお肌状態の事を言うのでしょうか。
お肌がすぐに乾燥すると敏感肌なのか?
お肌にすぐニキビができると敏感肌なのか?
そんな疑問を持っている方の参考になれば嬉しいです。
実は、敏感肌という肌タイプはありません!
お肌のタイプは4つなんです。
敏感肌は、肌タイプには含まれないんです。
そして、「敏感肌」については、実ははっきりとした定義はありません。
定義は無いと言っても、お化粧品を買いに行けば「敏感肌用」のスキンケアやメイク用品がたくさん並んでいます。
私は、敏感肌と呼ばれるお肌には2つのタイプがあると思っています。
- アトピー肌やアレルギー物質で荒れてしまう敏感肌
- 季節の変わり目や生活習慣などで弱っている敏感肌
1番2番どちらの原因でも、敏感肌の方は、健康なお肌の方に比べると、バリア機能が低下し、皮脂が少なく乾燥しやすい方が多いと思います。
敏感肌と呼ばれる肌はどんな肌の事を示すの?
洗顔した後や化粧品を使った後に、チクチクしたりピリピリ熱く感じたり、お肌がつっぱる感じがするなど、お化粧品を使った時に、お肌にトラブルが起こる状態の事を言います。
私は、お化粧品を使った後に目に見えて赤くなってきたり、痒くなる事が良くあります。
アトピー肌などは、治りにくい敏感肌
合わないスキンケアやホルモンバランスや生活習慣起こる肌トラブルは、一時的な敏感肌と言えます。
敏感肌はバリア機能が低下している状態です!
●バリア機能とは?
お肌の表面が、皮脂で覆われ、角質層の中の水分が保たれている状態。
このバランスが整っている状態が「バリア機能」がしっかりと働いている状態となります。
角質層の中の、アミノ酸などのNMF(天然保湿因子)と、セラミド(細胞間脂質)が整った状態の事をいいます。
敏感な状態になっているお肌は、バリア機能が低下している事が多いです。
お肌にはスキンケアをしなくても、もともと保湿機能が備わっています。
お肌の保湿機能の事を「バリア機能」と言います。
お肌の乾燥を防ぎ、外部の刺激から皮膚や体を守ってくれる機能です。
間違ったスキンケアや合わないスキンケア、お肌のこすりすぎなどによって、お肌の「バリア機能」は低下します。
「バリア機能」が低下するとお肌の水分を保つことできなくなり、お肌が乾燥し、外からの刺激、アレルギー物質、細菌などが侵入しやすくなります。
敏感になっている状態は、角質層が乱れ、バリア機能が低下してている状態です。
敏感になってしまったお肌の治し方3パターンをお伝えします!
それでは、敏感になってしまったお肌の治し方をお伝えします!
敏感肌は治る場合と治らない場合があります。
アトピー肌などの生まれつきお肌が弱い方は、乾燥肌は治ったとしても成分や刺激に敏感である事は治りません。
生活習慣や過度なスキンケアで敏感肌になってしまった場合は、生活習慣の見直し・スキンケアの見直しで敏感肌は治ります。
生活習慣での敏感肌の治し方
・バランスの悪い食事
・睡眠不足
・ストレス
・掃除や洗濯の頻度が低い
・お酒、カフェインなどの過剰摂取
・喫煙
まずは、生活習慣からくる敏感肌の治し方をお伝えします。
現在、働いている方、育児中の方、生活スタイルが乱れている方。
残業で帰宅が深夜になると、必然的に遅い食事になり、睡眠時間は少なくなります。
子供が夜泣きをする場合、良い睡眠がなかなかできないと思います。
忙しくてついつい食事まで考えられず、食事のバランスが悪くなってしまう…という事はないですか?
・おやつを少し減らす
・お部屋の空気を入れ替える
・お部屋の加湿に気を付ける
・お酒を少し減らす
・タバコの本数を1本だけ減らす
アトピーでの敏感肌の治し方
- お肌に刺激を感じるスキンケアは無理に使わない
- お肌をできるかぎりこすらない
- 食事バランスに気を付ける
- 少しでも運動をする
- 睡眠をしっかると取る
アトピー肌の場合は、できるだけアトピーを発症させない状況を作り、お肌に刺激を与えない事が重要です。
生まれつきアトピー肌の方はお肌が敏感である事は、治らないと思っています。
私は生まれつきのアトピーで、アトピーはほぼ改善しています。
パッと見た目には、アトピーである事は分からないほどに改善しています。
それでも、色々なお化粧品に刺激を感じますし、生活習慣が乱れるとすぐにお肌が荒れてしまいます。
アトピー肌の場合、元々お肌のセラミドの量が少ない事や角質層の層の枚数が通常より少ない(薄い)と言われています。
また、お肌の中にある外からの刺激を受け止める神経が、普通肌よりも長く、表皮の近くまで伸びている事が多いのです。
アレルギーでの敏感肌の治し方
アレルギーには2種類あると思いますので、今回は2種類の敏感肌への対応をお伝えしたいと思います。
花粉症やハウスダストアレルギーの場合
花粉症の時期にお肌を保護するようなクリームをつけたり、ハウスダストアレルギーの場合は、こまめに掃除をするなどの対策となります。
外からのアレルギーの場合は、お肌をワセリンやクリームなどで保護するのが効果的です。
また、お鼻をかみすぎて乾燥している場合などにも、お鼻をかむ度にワセリンなどで保湿しておくと有効です。
化粧品の成分にアレルギーがある場合
アルコール(エタノール)など、アレルギー成分が分かっている場合は、その成分の無い化粧品を選ぶようにしましょう。
アレルギー成分がわからない場合は、皮膚科に行くと「成分パッチテスト」をしてくれます。
「何を使っても合わない!!!」
「どんなお化粧品でもピリピリする!」
と感じている方は一度皮膚科へ問い合わせをしてみて下さい。
体も要注意!敏感肌はお顔だけではありません!
体にも敏感肌はあります。
敏感肌はお顔だけではありません。
お顔は問題無いのに、
- 背中だけカサカサ
- 足だけカサカサ
- 頭皮だけカサカサ
そんな方もいらっしゃると思います。
どこの場所が敏感になっていても、保湿を丁寧に行い、こすりすぎないケアをする事が大切です。
敏感肌についてのまとめ
お肌が敏感になって荒れてしまうと、過度なスキンケアをしてお肌を綺麗にしようとする事が多いと思います。
お肌が敏感になっている時は、どんな成分にお肌が反応してしまうのか見分けるのがとても難しいです。
「シンプルなスキンケア」で保湿をする方がお肌への刺激が少なく、回復も早くなります。
お肌が荒れてしまった時は、新しい美容液を追加したり、パックを追加したりするのではなく、「成分の少ないアイテム」でこすらずにスキンケアを行うようにしてみて下さい。
お肌が荒れている時は、まずは荒れていない状態にする事を優先的に考えてください。
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